北中米のユナイテッドサッカーリーグ(USL)に所属するフェニックス・ライジングFCは、トップリーグのメジャーリーグサッカー(MLS)参入が決まった場合に本拠地として使用する新スタジアムの完成予想図を公表した。
アリゾナ州フェニックスを拠点とする同クラブは、3枠のMLSの新規参入枠獲得を狙う11クラブのひとつだ。新規参入枠の決定は、今年中にMLSより発表される。
フェニックス・ライジングがMLSに参入する場合、同クラブが本拠地とするスタジアムは、21,000人収容で360度を繋ぐコンコースが特徴となる。
フェニックス・ライジングFCのブレット・ジョンソン共同会長は以下のように喜びを語った。
「今回発表された完成予想図を見ると、スタジアム計画が現実のものとして楽しみになります。選手や観客が快適にいられるように、日陰部分と通気を最大限活用した設計となっています。この革新的かつ世界で唯一のデザインをサポーターの皆様に見てもらえることを嬉しく思っています。」
クラブは現在、スポーツやエンターテインメント施設の設計に定評があり、すでに7ヶ所のMLSスタジアムを設計した建築事務所のポピュラス(Populous)社や多領域設計の建築事務所のグールド・エヴァンス(Gould Evans)社と協働している。
ポピュラスのプリンシパルとして設計を担当するスコット・キャプスタック氏は以下のように説明する。
「フェニックス・ライジングのサポーターには、他では得られないマッチデータ意見を満喫してもらいたいので、快適さと最上級のアメニティを最優先事項として考えています。このスタジアムには4種類の座席区画や多様な社交スペースなどが設置され、アメリカ南西部の最高基準のサッカー場となるでしょう。」
グールド・エヴァンスのプリンシパル、クリスタ・シェパード氏は以下のように話した。
「今回は環境的、文化的にアリゾナに関係する設計を提案しています。フェニックスの人々が誇りに思うことができ、通年多くの人が来場するエンターテインメント施設としてのスタジアムを目指します。」
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元記事 - PHOENIX RISING PREVIEWS PROPOSED MLS STADIUM