エヴァートンの新スタジアム計画をサポーターが後押し
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現在の本拠地グディソン・パーク
現在の本拠地グディソン・パーク (画像:Wikipedia)

イングランドのサッカープレミアリーグ(1部)に所属するエヴァートンFCは、同クラブが推進する新スタジアム整備計画の「原則11か条」に関するアンケートを実施した結果、サポーターたちの強い後押しを確認できた、と発表した。

エヴァートンの新スタジアムは、リヴァプール市内のブラムリー・ムーア・ドック地区に整備される予定で、2017年11月に同クラブは建設予定地の用地賃借契約に合意。現在は関係者との協議を進めている。

エヴァートンは、最近のアンケート調査で、回答したサポーターの97%が同クラブの「原則11か条」に賛同したことから、これらの原則が「新スタジアムの明確なビジョン」を代弁するものである、と結論付けた。

このスタジアム計画のアンケート調査第1弾には、約10,000人のサポーターが参加し、合計で50万種類の回答が提供された。クラブは今後6ヶ月の間に、サポーターや関係者との意見交換の場を設け、これらの回答を基に協議していく考えだ。

直近のアンケート調査では、サポーターたちには「原則11か条」を重要性でランク付けし、1892年から本拠地として使用してきたグディソン・パークの特徴の中で、新スタジアムにも反映してほしいものを挙げる機会が提供された。また、スタジアムの設計やデザイン、収容人数についても意見を求められた。

クラブによると、サポーターが最も重要な原則として選んだのは、スタジアム内の雰囲気を最大化し、ホームアドバンテージを生み出すことで、新スタジアムを「要塞化」すること。

また、「ディキシー・ディーン像をグディソン・パークから新スタジアムに移転すること(全体の85%が選択)」と「クラブミュージアムの開設(同86%)」を実現し、新スタジアムが移転後すぐに「新しいホームとして受け入れられる要素」が2番目に重要原則として選ばれた。

なお、3番目に重要な原則として選ばれたのは「アクセスの利便性」だった。

スタジアムの設計に関しては、回答者の60%が曲線や円形ではなく、四角い箱型のスタジアムを希望し、80%が角部分にも客席を設置することを希望した。加えて、回答者の99%が新スタジアムの収容人数は少なくとも50,000人以上が望ましい、と答えた。

「原則11か条」に関するアンケート調査の詳細結果は、2018年4月2日の週に予定されている説明会でサポーターたちにも伝えられる。説明会には、新スタジアムを設計した建築家のダン・マイス氏も出席する。新スタジアムは、2022-23シーズンにオープン予定だ。

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - FANS ENDORSE EVERTON STADIUM PLANS

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