アメリカのプロアイスホッケーリーグ(NHL)に所属するニューヨーク・アイランダースは、2021年に予定されている新アリーナへの移転が完了するまでは、ホーム戦を古巣のナッソー・コロシアムと現在のホームである「バークレイズ・センター」で開催すると発表した。
アイランダースはロング・アイランドのベルモントパーク競馬場敷地内に、18,000席の新アリーナの整備許可を取得したばかりだ。新アリーナは、2021-22シーズンの開幕時から利用予定。
2015年からブルックリンのバークレイズ・センターを本拠地にしているが、それ以前はロングアイランドのナッソー・コロシアムを30年以上にわたってホームとしていた。
だが、バークレイズ・センターへの移転により、アイランダース人気は衰え、今季のNHLでは平均観客動員数がリーグ最下位だった。元々の本拠地であったロングアイランドに新アリーナを建て、来年から完成までの期間は古巣のナッソー・コロシアムでホーム戦を開催することで、ロングアイランド在住のサポーターたちも今まで以上に観戦に来場し易くなり、結果的に動員数アップに繋げたい考えだ。
AP通信は、アイランダースが2018-19年シーズンに12試合、そして2019-20～2020-21シーズンまでの期間に、さらに48試合のホーム戦を開催する予定である、と伝えた。
アイランダースは2015年、ナッソー・コロシアムの改修に伴う問題を理由にバークレイズ・センターへ移転したが、同コロシアムが来シーズンのNHL公式戦開催基準を満たすよう、ニューヨーク州政府が600万ドルの改修費用を投資する意向である、とAP通信が報じた。
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元記事 - ISLANDERS TO RETURN TO NASSAU COLISEUM DURING NEW ARENA BUILD
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