2.5億ドル規模のウェルズ・ファーゴ・センター改修計画が浮上
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NBA仕様時のウェルズ・ファーゴ・センター
NBA仕様時のウェルズ・ファーゴ・センター (画像:Yuan2003/Flickr)

米・NBAのフィラデルフィア・76ers(セブンティシクサーズ)とアイスホッケーNHLのフィラデルフィア・フライヤーズの本拠地「ウェルズ・ファーゴ・センター」 が2.5億ドル規模の大改修を行う。

フィラデルフィアの現地メディア、フィラデルフィア・インクワイアラー紙は、ウェルズ・ファーゴ・センターを所有するコムキャスト・スペクテイカー社が「同アリーナを今後数年間にわたり改修していく事業計画を承認した」と報じた。

同紙のレポーター、ボブ・フェルナンデスによると、改修計画の第1段階では、アリーナの南東および北東のコーナーの軽量コンクリートブロック壁が取り壊され、メザニン階(中二階)にラウンジ2ヶ所が追加される予定だ。

2018年夏に予定されている新ラウンジの整備により、7,000㎡におよぶ公共スペースが新たに利用可能となる。

コムキャスト・スペクテイカー社はラウンジ整備後に、第2段階としてメザニン階のメインコンコースと座席の改修を行う。また、飲食販売スペースの追加とインテリア装飾の改修の可能性もある。第2段階は2019年の夏に行われる予定だ。

改修により、ホスピタリティ設備の充実を図る狙いだ
改修により、ホスピタリティ設備の充実を図る狙いだ (画像:PHL Approach)

2020年夏、同社はメインコンコース階下のイベント階の改修に乗り出し、両テナント(NBAの76ers、NHLのフライヤーズ)が利用可能なバスケットボールコートとアイスリンクに隣接するスイートの整備を目指す。

また、フェルナンデスは、今回のウェルズ・ファーゴ・センターの改修計画は、コムキャスト・スペクテイカー社が同アリーナを取り壊し、別の施設を新設する別案を熟考した結果の軌道修正であることを指摘した。

なお、コムキャスト・スペクテイカー社が既存施設の改修でなく、取り壊し・新施設整備の道を選んでいた場合、総工費は改修費用の2.5億ドルから大きくかけ離れた、7.5億ドル規模になっていたと考えられる。

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - WELLS FARGO CENTER SET FOR $250M REFURBISHMENT

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