WBAとセキュティックス、ブロックチェーン技術を使った最新モバイルチケットソリューションを導入へ
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WBAの本拠地『ザ・ホーソンズ』
WBAの本拠地『ザ・ホーソンズ』 (画像:West Bromwich Albion)

イングランドのサッカー、EFLチャンピオンシップ(2部)のウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFC(以下、「WBA」)は、チケッティングエンゲージメント用クラウドプラットフォームを開発するセキュティックス(SecuTix)社とモバイルチケットアプリケーションのTIXnGOを新たなチケッティング・テクノロジー・パートナーとして選定した。

クラブは現在、シーズンパスの更新と新規販売を行なっており、新たなチケッティングソリューションは、2021-22年シーズン中に導入される予定だ。TIXnGOの使用により、 WBAはサッカー界で初めてブロックチェーン技術でセキュリティ保護されたモバイルチケットシステムを構築することになる。

WBAはTIXnGOのブロックチェーン技術を使うことで、独自の暗号化で保護され、完全に追跡可能なモバイルチケットを作成することができるようになる。チケット偽造のリスクを回避できるため、ファンも安心してチケットを譲渡・再販できるほか、オプションとしてCOVID認証の追加も可能だ。

WBAのマーク・マイルス運営部長は、新たなチケッティングシステムの構築について次のように話した。

「セキュティックスのプラットフォームが最も重要視しているのは、ファン体験とエンゲージメントであり、その部分はまさにクラブが重視する価値と合致するものです。今後数年間、クラブの長年のサポーターの皆様だけでなく、新たなファンの皆様にも楽しんでいただけるよう、セキュティックスと共にチケッティング体験を向上できることを楽しみにしております」

WBAは、公式アプリとセキュティックスのチケッティングプラットフォーム『SecuTix 360°』を統合することで、クラブのチケッティングとホスピタリティを一元管理し、セキュティックスのプラットフォームに内蔵されている来場客管理ツールやビジネスインテリジェンスツールを駆使したファン体験の向上やクラブのイノベーション事業の促進に繋げたい考えだ。

セキュティックスとWBAが導入を目指すプラットフォームは、チケッティングだけでなく、クラブの本拠地『ザ・ホーソンズ』のスタジアムツアーやアウェー戦のバスツアー、一部のグッズ販売を管理し、また、クラブの地域事業を担当する団体の『ジ・アルビオン・ファウンデーション(The Albion Foundation)』のサポートも担う。

セキュティックスとTIXnGOのデイビッド・ホーンビー英国担当マネージング・ダイレクターは、WBA との協業について次のように話した。

「英国における当社の顧客リストに、新たにウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFCをお迎えできることとなり、非常に嬉しく思っております。

WBAは当社同様、ファン体験向上のために最新技術を取り入れることに全力を注いでいます。世界中のサッカークラブが、新型コロナと共に生きていく新たな在り方を模索している今般、突然の変更に即時かつ柔軟に対応可能なモバイルチケッティング技術を使ったソリューションは、クラブとファンの両方にとってありがたい存在となるでしょう。

また、このチケッティングソリューションと当社のCRMツールを組み合わせることにより、これまでにないかたちでWBAがシステムやサポーター、パートナー企業と繋がるお手伝いができると確信しております」

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - SecuTix brings blockchain ticketing to West Brom

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