スタッド・フランセ・パリ、欧州スポーツ界初となる視覚障害者サポーター向けの新サービスを導入
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スタッド・フランセ・パリの本拠地「スタッド・ジャン=ブーアン」
スタッド・フランセ・パリの本拠地「スタッド・ジャン=ブーアン」(画像:StadeFrançais)

フランスのラグビー、トップ14(1部)に所属するスタッド・フランセ・パリは、アメリカのテクノロジー企業のeSightとパートナシップ契約を結び、ヨーロッパのスポーツ界初となる視覚障害者サポーター向けファンサービスの運用を開始した。

eSight は視覚障害者向けのスマートグラス(電子メガネ)を開発・製造しており、2020年までに世界から盲目をなくすことを目指している。スタッド・フランセ・パリとのパートナーシップにより、eSightは同クラブの本拠地「スタッド・ジャン=ブーアン」に来場する視覚障害者サポーターに同社のスマートグラスを提供することにおり、2019年4月13日のSUアジャン戦で新サービスが導入されたばかりだ。

eSightのスマートグラスは光技術とコンピューターテクノロジーを使い、利用者の目に残存する光受容体を刺激することで脳に光情報を送り、利用者の視覚をサポートする仕組みだ。

eSightのスマートグラスを利用する観戦客
eSightのスマートグラスを利用する観戦客 (画像:eSightFrance)

スタッド・フランセ・パリによると、同様のファンサービスは北米アイスホッケー(NHL)やバスケットボールのエキシビションチームであるハーレム・グローブトロッターズの試合で提供された例があるが、ヨーロッパのスポーツチームによる導入は今回が初めてのこととなる。

スタッド・フランセ・パリのイベントプロジェクト・マネージャーで社会連携事業本部長を兼任するティボ・ジョフロイ氏は、スマートグラスの導入について次のように話した。

「障害を持つ人々を一致団結して支援することは、当クラブのDNAに刷り込まれた精神ですので、スポーツをもっとバリアフリー化するための先進事業として取り組むことを決めました」

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - STADE FRANÇAIS CLAIMS FIRST WITH INITIATIVE FOR VISUALLY IMPAIRED FANS

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